ハンドボールの全国大会に出場する女子のクラブチーム「HC宮崎」。
九州チャンピオンとして全国の強豪に挑みます。

「頑張りましょう」

「HC宮崎」には、21歳から41歳まで18人が所属、週末を中心に練習しています。

(富山未希監督)
「高校や大学で全国大会を経験した選手が多いので、より上をめざしてみんなで競技性を高めている」

HC宮崎は5月に行われた九州女子クラブ選手権で快進撃を見せます。
そして決勝戦は接戦の末、1点差で勝ち切り初優勝。
全国大会への切符を手にしました。

(皆森理沙キャプテン)
「優勝を目標にみんなで練習を頑張ってきたので絶対に負けないぞという気持ちで試合をしました」

キャプテンを務めるのは、皆森理沙選手。
「チームワークの良さはどこにも負けない」と胸を張ります。

(皆森理沙キャプテン)
「すごくハンドボールが好きなメンバーがいるところがチームの良さだと思う。(全国大会では)今まで練習してきたことを発揮することと、どこのチームと比べてもHC宮崎が一番ハンドボールを楽しんでいるよねと言ってもらえるように頑張りたい」

HC宮崎が得意とするのは堅い守りからの攻撃!
攻守の要はセンターバックの和田涼夏選手。
身長153センチと小柄ながら豊富な運動量とスピードが持ち味です。

(和田涼夏選手)
「チャンスがあれば自分の身長の低さを生かして相手守備の間を割っていくような攻撃をするようにしている」
「(全国大会では)それぞれが持ち味を生かして1試合でも多くできるようにみんなで頑張る」

そして、このチームで圧倒的な存在感を放つのが、東京オリンピック日本代表のキャプテンを務めた原希美選手です。

(原希美選手)
「自分がハンドボールで経験してきたことをみんなに教えるというかアドバイスしながら自分もプレーでは引っ張って行けるようにしないといけないと思っているので、こうやって欲しいという要求はするけど一番は楽しくハンドボールができるようにしている」

原選手はチームの躍進が2年後の宮崎国スポにもつながると意気込みます。

(原希美選手)
「HC宮崎が成年女子の強化の母体にならないといけないと思っているので全国大会でしっかり良い成績を残して宮崎国スポにむけてステップアップしていけたらと思う」

青森県で開催される全国大会に、選手たちは試合の他にも楽しみにしていることがあるようです。

(和田涼夏選手)
「観光ができればいいなと思うんですけど…美味しいもの海鮮とかたくさん食べたいと思います」

(原希美選手)
「りんご…りんごは食べたいです」

(皆森理沙キャプテン)
「(試合に)勝っておいしいお酒を飲みたいと思います」

明るく楽しく!、チームワーク抜群のHC宮崎が全国の強豪に挑みます。

(富山未希監督)
「目の前の1試合1試合を試合の中で改善しながら勝てるようにやっていきたい」「全国大会頑張るぞ!オー」

HC宮崎が出場する「ジャパンオープンハンドボールトーナメント」は8月9日から青森県で開催されます。

テレビ宮崎
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