少子化が急速に進む中、「約10年先の県立高校はどうあるべきか」を検討する会議が開かれました。
「県立高等学校あり方検討会」は学識経験者や教育関係者などで構成され今回で5回目。
7日は、これまでの議論をまとめた『提言書』の案が示されました。
その中では今年度、「県立高校 全50校のうち40校が定員割れである」として魅力を高めるために自治体や地元企業など多様なパートナーとの連携が欠かせないと指摘。
委員からは、高校授業料無償化をめぐる国の動きについて「私学との連携やすみ分けについてもしっかり進めるべき」などの意見が寄せられました。
提言書は来月をめどに県の越猪教育長に提出されることになっています。