京都市の小学校で、当時4年生の児童がいじめが原因で難聴になった問題で、きょう=7日、専門家などによる調査が始まりました。

京都市で開かれたいじめを調査する委員会には、弁護士などが委員として参加しました。

当時小学4年の男子児童は、去年9月ごろから同級生に殴られたり、暴言を吐かれたりするようになり、難聴と適応障害を発症して不登校になったため転校を余儀なくされました。

男子児童の母親が学校側にいじめを申告したものの、同級生は当初、暴行を否定しました。

しかし、被害申告から5カ月ほどが経ったことし3月になって同級生が首を絞めるなどの行為を認めたことで、いじめの「重大事態」に認定され、7日から調査が始まりました。

【男子児童の両親】「不信感を持つなって言われても、正直誰のことも信用できないっていうのが現状ある中で、事実は事実として認定され、矮小化されることなく、公正に判断していただきたいなと思います」

委員会は今後、できる限り早く次の会議を開くなどして、調査報告書を取りまとめたいとしています。

(関西テレビ「newsランナー」 2025年8月7日放送)

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。