地域課題の解決やビジネスプラン開発など島根県内の若者の夢の実現を応援する“みらチャレ”、しまね未来共創チャレンジ。
若者たちの挑戦が2025年もスタートしました。

7月27日、松江市に集まったのは、18人の中学生と高校生。
大人たちを前にプレゼンテーション。
地域のために解決したいテーマや実現したい夢について熱弁をふるいました。
4年目を迎えた“みらチャレ”、しまね未来共創チャレンジの支援プロジェクトを決める審査会です。

「みらチャレ」は、地域課題の解決やあらたなビジネスプランなど島根県内の高校生の夢の実現を応援することで地域を盛り上げ、世界に飛び出す人材を育てようと、「TSKグループ基金 さんいん未来縁人」と「地域・教育魅力化プラットフォーム」が3年前に立ち上げました。
「みらチャレ」では、プロジェクトが採用されると活動支援金として10万円が提供されるほか、メンターと呼ばれる社会人の先輩がアドバイス、一緒に走りながら実現を目指します。

これまで3年間に50のプロジェクトが採用され、「みらチャレ」を離れたあとも挑戦を続ける参加者もいます。

中学生:
得意なプログラミングで環境問題を解決したいと思い、アプリを開発してきた。支援金を使い規模の大きなことをしたいと思い、みらチャレに参加しました。

プレゼンに立つ参加者には、中学生の姿も。
2025年からU18、U25の2つの部門が設けられ、25歳以下なら年齢に関わらず挑戦できることになりました。

高校生:
ロボットやAIを使ったスマート農業で自動化を行います。自分の大好きな日本の米が、これからも長い間食べられるようにしたいと考えています。

応募があった27件の中で、この日の最終選考に残ったのは14のプロジェクト。
審査員を務める共創サポーターに向かって熱くプレゼンしました。

イーグリット 小村淳浩代表取締役:
テクノロジーだけのアプローチだけで解決できないこともいっぱいあると思うので、この半年で何をどこまで進めるのか、ここまでやると決めて進めていただけるといいのかなと。

地域・教育魅力化プラットフォーム 岩本悠代表理事:
『ここにこだわる、これをやるんだ』とやらないと、”活動ありき成果なし”になりかねないリスクがある。

プレゼンの結果、14のプロジェクトすべてが選ばれました。
未来を担う若者が『やってみたい』で未来を創る。
それぞれの夢の実現を目指して、2026年2月まで、約半年間のチャレンジがいよいよ始まります。

TSKさんいん中央テレビ
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