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プレスリリース配信元:株式会社タイミー

カスハラ対策実施企業のうち、スポットワーカーへの能動的な案内を実施していない企業が4割超え~スポットワーク勤務時におけるカスハラ対応への不安低減を図る~

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、事業者とワーカーを対象に、カスハラに関するアンケート調査を実施しました。アンケート結果をふまえて、スポットワーク勤務時における事業者とワーカーのより良い働く環境を実現するための標語を考案し、事業者へ啓発してまいります。



カスハラ対応におけるスポットワーク勤務時特有の不安や困りごと
ワーカーへのアンケート調査の回答では、「“スポットワークでの勤務”と“スポットワークではない勤務”でのカスハラ被害を比較した場合、スポットワークでの勤務だからこそ特に困ること(困りそうなこと)は何かありますか?」という設問への傾向としては、「勤務先のカスハラに対する対応スタンスが不明でわからない」、「勤務先の誰に相談をすればいいのかがわからない」、「自分の知見をもとに考えた対応が、お店にとって正しい対応なのか不明で柔軟性に欠ける」、「カスハラトラブルを起こしていること自体が、勤務先から自分への低評価につながってしまいそうで不安」、「勤務先のカスハラ対応マニュアルがある場所や内容が把握できていない」、「お店や仕事内容の普段の状況や事情についてわからないので、普通の状況と何が違うかわからずに柔軟に対処ができない」などがありました。

ワーカーに対してカスハラ対応の案内や説明を能動的に実施していない事業者が多数
事業者へのアンケート調査の回答では、約半数が「会社や職場としてカスハラ防止対策を取りまとめて実施している/取りまとめるべく検討している」という結果でした(※グラフ4参照)。しかし、その事業者のうちスポットワーカーにもその内容の説明や案内をしている事業者は14.7%と少なく、「ワーカーから質問をされたら説明している(42.6%)」、「ワーカー向けのレクチャーや案内はしていない(47.1%)」など、ワーカーに対して能動的に説明や案内がされていない事業者が多数であることがわかりました(※グラフ5参照)。

当社として、ワーカーの意見で多かったお困りごと、そして事業者の状況をふまえて、「スポットワーカー向けカスハラ対応心得の標語」を考案しました。
考案した標語を、事業者が業務マニュアルに活用したり、ワーカーが手元で確認できるように特性のイラストを制作し周知してまいります。
また、「カスハラ対策がされている事業者であるか否かは、職場選びの基準になるか?」との問いに対して、基準になる傾向としての回答は約70%(明確な基準になる29.7%+基準の一つになるけど優先順位は高くない42.1%)であった(※グラフ3参照)こともふまえ、周知を通じ、スポットワーク勤務時におけるカスハラ対応への不安低減をはかり、より良い「働きたい」と「働いてほしい」のマッチングを実現していきます。

スポットワーカー向けカスハラ対応心得の4つの標語(事業者向け)




調査結果詳細
<ワーカー調査>
タイミーでマッチングした勤務において、就業先の顧客からのカスハラに遭遇してしまったことがある方は、「自分自身が被害者になった(15.3%)」、「他の従業員が被害者になっている場に居合わせたことがある(6.1%)」でした。これは、パーソル総合研究所が公表した調査結果「過去にカスハラ被害を受けた経験がある(35.5%)」(※1)の値と比較して、約20ポイント低い結果でした。




※1:パーソル総合研究所「カスタマーハラスメントに関する定量調査」
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/customer-harassment.html

タイミーでマッチングした勤務時に経験したカスハラ行為は、「暴言」が63.7%と最も多く、「権威的(説教)態度」が45.8%と2番目に多い結果でした。



「カスハラ対策がされている事業者であるか否かは、職場選びの基準になるか?」との問いに対して、“基準になる傾向としての回答”は約70%(「明確な基準になる」29.7%+「基準の一つになるけど優先順位は高くない」42.1%)という回答でした。




<事業者調査>
会社や職場での現在のカスハラ防止対策状況についての設問に対する回答では、「対策を取りまとめて実施している」および「現在、対策を取りまとめるべく検討している」と回答した事業者がともに26.6%と、前向きに対応をしている事業者が約半数の結果となりました。




一方で、それらの事業者のうちスポットワーカーにも「勤務開始時に説明するようにしている」と回答した事業者は14.7%にとどまり、「ワーカーから質問をされたら説明している(42.6%)」、「ワーカー向けのレクチャーや案内はしていない(47.1%)」など、ワーカーに対して能動的に説明や案内がされていない事業者が多数であることがわかりました。




調査概要
<ワーカー向け調査>
- 調査名 :カスタマーハラスメントに関する調査(ワーカー)
- 調査期間 :2025年6月2日(月)~2025年6月4日(水)
- 調査方法 :インターネット調査
- 調査対象 :タイミーを利用する働き手
- 回答者数 :784名
- 対象職種 :接客(飲食店、宿泊施設、レジャー施設、小売、販売、イベント、コールセンター)、医療・介護・福祉、軽作業(宅配、引越し、清掃)など


<事業者向け調査>
- 調査名 :カスタマーハラスメントに関する調査(事業者)
- 調査期間 :2025年6月2日(月)~2025年6月6日(金)
- 調査方法 :インターネット調査
- 調査対象 :タイミーを利用する事業者
- 回答者数 :128事業所
- 対象職種 :接客(飲食店、宿泊施設、レジャー施設、小売、販売、イベント、コールセンター)、医療・介護・福祉、軽作業(宅配、引越し、清掃)など


株式会社タイミー
タイミーは、タグライン「はたらくに“彩り”を。」をテーマに、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングすることで、時間や場所に制約されない自由な働き方を提供するスキマバイトサービスです。働き手は、働きたい案件に申し込むだけで、履歴書や面接無しですぐに働くことができ、勤務終了後すぐにお金を受け取れます。 事業者は、求めるスキルや、来てほしい時間を最短1時間から設定するだけで、条件にあった働き手と、システムを介して自動的にマッチングします。タイミーは、いつでも、どこでも、人生のどんなフェーズにおいてもその人らしい「はたらく」に手を伸ばせる「ワークバリアフリー」な社会を実現を目指します。そして、「はたらく」を通じた出会いや体験が働き手の人生の可能性を広げ、世の中にうれしい時間を増やしてまいります。

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