帝国データバンクは、2025年7月の近畿地区の倒産件数が215件、負債総額は297億6400万円になったと発表しました。
倒産件数は、前年同月と比べ14.3パーセント減少で、2カ月ぶりに前年同月を下回りました。
一方で、5カ月連続で200件超となったのは、2012年以来12年ぶりで、倒産件数の高止まりが続いています。
帝国データバンクは、「物価高、賃上げ、金利上昇、人件費などのコスト上昇が企業経営に大きくのしかかっている。経営基盤がぜい弱で変化に対応できない企業は、徐々に淘汰されている」と分析しています。