山陰地方は8月6日深夜から7日朝にかけて、前線の影響で局地的に激しい雨が降り、島根県には一時、大雨洪水警報が発表されました。
降り始めからの降水量が100ミリを超えた所もあり、7月中旬以来の大雨となりました。

田淵木萌記者:
午前5時前の松江市です。非常に強い雨が降っています。

松江市では、1時間に25ミリの土砂降りとなったほか、島根県西部の山間部、浜田市金城町や江津市桜江町では、1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨を記録し、7日朝まで一時、大雨洪水警報が発表されました。

また鳥取県も7日未明から降り始め、鳥取や米子でも1時間降水量が20ミリを超える強い雨に。
午前10時までの降水量は、浜田市の金城で113ミリ、島根県の飯南で89ミリ、鳥取県の若桜で79ミリなどを記録、山陰各地でこのようなまとまった雨が降るのは、7月14日以来となります。

この大雨の影響で、山陰エリアのJRでは始発からの運転を見合わせるなどしたため、ダイヤが乱れています。

一方、尾原ダムなど山陰両県の主なダムでは、貯水率が若干回復したものの、水不足が解消される状態にはなっていないということです。

TSKさんいん中央テレビ
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