前線や湿った空気の影響で北陸では記録的な大雨となっていて、石川県では7日朝に線状降水帯が発生しました。
厳重な警戒が続く石川・金沢市から、石川テレビ・稲垣真一アナウンサーが中継でお伝えします。
金沢港にほど近い場所では、7日朝方の大雨で川があふれ、住宅街は冠水してしまっています。
そして午前11時半現在は雨が降っていませんが、一時は断続的に呼吸ができないほどの雨が降りつけるといった状況でした。
道路には、1時間ほど前に通ろうとして立ち往生してしまった車も見られます。
金沢地方気象台は、7日午前4時47分に石川県加賀地方で線状降水帯が発生したと発表しました。
金沢市では土砂災害警戒情報が発表されていて、2万3000世帯余りに避難指示が発令されています。
今のところ大きな被害は確認されていません。
大雨のピークはこのあと過ぎる見込みですが、大気の状態が不安定のため、引き続き警戒が必要です。