東日本大震災を知らない幼稚園児に、備えの意識を高めてもらおうと、岩手県宮古市の信用金庫が防災教室を開きました。

宮古信用金庫では、8月6日に市内の「そけい幼稚園」で防災教室を開きました。

6日は職員が、天井よりも高い津波が襲ってくるという紙芝居でその怖さを伝えると、園児たちから「避難所に逃げて」といった声があがっていました。

その後園児は、停電になったときに使えるペットボトルのランタン作りに挑戦しました。
懐中電灯で照らすことで明かりが広がる様子を、興味深そうに見つめてました。

園児
「ひかりで光った」
「安全に道が見える。夜に津波が来たとき」
「(津波が来たら)逃げる」

宮古信用金庫 赤沼悦子地域支援課長
「防災教室をきっかけとして、家庭でも防災について話してもらえれば」

「そけい幼稚園」では毎月、避難訓練をしていて、7月30日の津波警報の際は全員で近くの小学校に避難したということです。

(岩手めんこいテレビ)

岩手めんこいテレビ
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