インターハイ中国総体2025のフェンシング競技が島根・安来市で開幕。6日は個人のエペの競技が行われ、山陰勢が躍動しました。
フェンシングは、安来市民体育館を会場に競技が始まりました。
初日は頭からつま先まで全身を攻撃できる「エペ」の男女個人戦が行われました。
このうち女子の予選には、地元・安来の下山華香選手が登場。持ち味の多彩な攻撃を繰り出します。
また、同じ安来の仙田怜桜菜選手も細かいステップワークから鋭い攻撃!ともに5人総当たりの予選を突破しましたが、決勝トーナメント1回戦で敗れました。
一方の男子の注目は、2024年の8位入賞の安来・村田煌冴選手。
予選では接戦の末、2試合連続で敗れ、決勝トーナメント進出へ後がなくなります。それでも、持ち前の積極的な攻撃で調子を上げると…。ここから2連勝。予選を突破しました。
安来高校 村田煌冴選手:
3試合目からは自分のプレーができてて、しっかり勝つことができたので、トーナメントでも頑張りたいと思います。(応援が)しっかり届いて聞こえているので、その声に応えられるように頑張りたいと思います。
村田選手は、決勝トーナメント準々決勝で敗れ、目標のベスト4にあと一歩届きませんでした。
このほかの山陰勢、鳥取湖陵の戎崎温心選手、松江工業の佐藤逞選手も予選グループを突破しましたが、いずれも決勝トーナメント1回戦で敗れました。
7日は個人対抗男女のサーブルとフルーレが行われます。