8月6日は大気の状態が非常に不安定となり、新潟県を始め北陸地方で大雨に。さらに、7日朝にかけては線状降水帯が発生し大雨による災害の危険度が急激に高まるおそれがある。この雨雲の一部は、福島県内にも流れ込むとみられていて、特に会津北部では7日にかけて警戒が必要だ。
■警報級の大雨おそれ
8月7日までの1時間に予想される降水量は、いずれも多い所で中通り・浜通り・会津で40ミリ。
また、7日午後6時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で中通り・浜通りで80ミリ、会津で120ミリで、警報級の大雨となるおそれもある。
土砂災害や低い土地の浸水のほかに、竜巻などの突風、ひょうによる農作物への被害などに注意・警戒が必要だ。
■ハザードマップで確認を!
自分が住んでいる場所が安全かどうか、危険が迫る前にハザードマップで確認をしてほしい。
「重ねるハザードマップ」は災害の種類別に調べることができる。知りたい災害リスクにチェックを入れると、地図上に色分けされて表示される。
浸水・洪水被害のリスクがある場合は止水板があると安心だ。
■土砂災害の前兆
また、五感を使って土砂災害の前兆現象を確認することもできる
・腐った土の臭いがする
・斜面から水がふき出す
・ひび割れができる
・小石がぱらぱらと落ちてくる
こういった場合は、特に家の裏が斜面になっている人はただちに安全な場所に避難する必要がある。
また「重ねるハザードマップ」では、避難所も災害種類ごとに確認することができる。避難ルートの災害リスクも含めて、ぜひ今のうちに確認を。