【平和宣言:広島市松井一実市長】
「米国とロシアが世界の核弾頭の約9割を保有し続け、またロシアによるウクライナ侵攻や混迷を極める中東情勢を背景に、世界中で軍備増強の動きが加速しています。
各国の犠牲者の中では、こうした現状に強くとらわれ、自国を守るためには核兵器の保有もやむを得ないという考え方が強まりつつあります。
世界中の為政者の皆さん、自国のことのみに専念する安全保障政策そのものが、国と国との争いを生み出すものになってはいないでしょうか。核兵器を含む軍事力の強化を進める国こそ核兵器に依存しないための建設的な議論をする責任があるのではないですか」
【平和への誓い:こども代表(関口千恵璃さん・佐々木駿くん)】
「どんなに時が流れても、あの悲劇を風化させず記録として被爆者の声を次の世代へ語り継いでいく使命が私たちにはあります。
ワンボイス。たとえひとつの声でも学んだ事実に思いを込めて伝えれば、変化をもたらすことができるはずです。大人だけでなく子供である私たちも、平和のために行動することができます」