広島県神石高原町は、今月１日夜に発生した山林火災について、５日午後３時５分に火勢を鎮圧したと発表しました。
県や町によりますと、神石高原町の山林火災は今月１日午後８時半ごろに発覚。その後、町は自衛隊に災害派遣要請をし、自衛隊のヘリコプターや県内外の消防が空中から消火活動を実施しました。
この火事で伐採した材木などを含む山林約８ヘクタールを焼損しましたが、人や建物への被害の報告はありません。
その一方で、町はくすぶった火が風にあおられるなどして再び燃え広がる恐れもあるとして、引き続き消防隊員や消防団による地上での消火活動を続けているということです。
なお、県は火勢鎮圧を受けて災害対策本部を廃止しました。
