リニア工事に関する静岡県の専門部会は「藤島」と呼ばれる場所に工事で出た土を置く計画について「条例の適用除外になりうる」との認識を示しました。

8月4日は化学物質などを含み「対策が必要な土」について量の予測や処理方法が議論されました。

また、県が工事の区域外として認めてこなかった藤島発生土置き場への盛り土について、国が「トンネル工事と同一の事業区域」との解釈を示しました。

これにより県は「藤島での盛り土は条例の適用除外となりうる」との認識を示し、一方で「安全性が担保されなければ発生土置き場として認めない」と強調しました。

県・平木省 副知事:
(藤島を)法令的に使えるということとJRが作っている計画をそのままOKすることは全然違う

今後、成分が違う土ごとの適切な処理方法を議論する方針です。

テレビ静岡
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