動物病院で起きた火災で入院させていた愛犬が死んだとして飼い主が300万円の損害賠償を求めて動物病院を提訴しました。

火災で死んだのは、マルチーズとトイプードルのミックス犬で、2025年5月、ヘルニアの手術を受けそのまま入院していました。

東京・世田谷区に住む飼い主の60代男性は4日、動物病院側が「火災が起きないよう配慮する義務を怠った」などとして300万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。

男性は民法でペットが「モノ」として扱われていることについて、「愛犬は家族であり命であることを強調したい」と訴えました。