日本最大級の山笠と言われ、270年を超える歴史がある「浜崎祇園祭」がこのほど行われ、豊作や豊漁などの願いを込め、町を練り歩きました。
高さ15m、重さ5トン。日本最大級の大きさを誇る山笠が町を練り歩く、唐津市の重要無形民俗文化財、浜崎祇園祭。
浜崎地区を農業・漁業・商人の3つの地区に分けて作り上げた3台の山笠が豊作や豊漁、商売繁盛を願い、街を練り歩きました。
【浜玉町在住】
「にぎやかです。笛とか太鼓の音があって夏の雰囲気があっていいよね」
午後8時過ぎには、諏訪神社の境内で車輪をきしませながら山笠をぐるぐると旋回させる「大まぎり」が始まり、クライマックスを迎えました。
浜崎祇園山笠振興会によりますと、今年は約3万人が訪れたということです。