大阪・関西万博の工事費未払い問題をめぐり、下請け会社2社が受注先の経理担当者に対し、賠償を求める裁判を起こしました。
訴えを起こしたのは、アンゴラパビリオンの下請け会社2社です。
受注先の一六八建設では、経理の担当者が会社の資金を横領した疑いで刑事告訴などされ、2社を含む下請け会社への工事費1億円以上が未払いのままです。
2社は、一六八建設の内部で争いがあることから、経理担当者などに対し、あわせておよそ6000万円の支払いを求めています。
【会見下請け会社の代表】「協力会社への支払いが滞ってる現状がありますので、(経理担当者には)誠実に今後対応していただいて、お金を返していただけたらなと思います」
経理担当者は、関西テレビの取材に対し横領を否定しています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年7月31日放送)