「日本一猛暑のまち」と言われる福岡県太宰府市で、無料の『涼み処』が開放されています。

◆記者リポート(31日)
「強い日差しが照り付けています、太宰府天満宮の参道です。日差しはもちろん、地面の照り返しも強く、頭から足先まで全身厳しい暑さを感じます」

連日40℃に迫る『危険な暑さ』の太宰府市では、31日、日中の気温が38.0℃まで上がりました。

去年、猛暑日の日数が国内最多の62日を記録したことから、「日本一猛暑のまち」と言われる太宰府市。

その暑さに、観光客はー

Q「太宰府の暑さは、どう?」
◆観光に来た親子
「びっくりする。(子供を覆っている)カバーにファンが付いているのと、その裏に保冷剤が入っている。子供は涼しいと思う」

◆観光に来た男女
「暑すぎます。まとわりつくような暑さ」
「日差しが痛い」

そんな厳しい暑さをしのげるスポットが参道のすぐそばにあります。

◆記者リポート
「クールシェルターの『のぼり』が出ています。そしてミストの前で涼んでいる子供たちもいます」

◆子供
「涼しくて最高」

太宰府市で暑さをしのげる涼み処「クーリングシェルター」に指定されている「太宰府館」。

イベントホールやギャラリーが入る複合施設で、この時期は2階フロアを無料で開放していて、誰もが涼むためだけに利用できます。

◆利用客
「たまたま旗が見えて、(子供が)すごく暑そうにしていたので、休憩しようかなって。参道で、室内で入って休もうと思っても場所がなかったので、すごく助かった」

◆利用客
「直射日光を避けて涼めるのでありがたい。座ることもできるし」

太宰府市では10月22日まで、クーラーの効いた市内の公共施設や郵便局など25カ所を無料で開放しています。

市は、「熱中症にかからないよう気軽に利用してほしい」と呼びかけています。

テレビ西日本
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