基準値を大幅に上回るレジオネラ菌が検出され、一時休業した鳥取・米子市の温浴施設「淀江ゆめ温泉」で、7月に行われた県の検査で再び菌が検出されたことがわかりました。検査結果を受け、施設は再び休業しています。
レジオネラ菌が再び検出されたのは、米子市の温浴施設「淀江ゆめ温泉」です。
7月21日に発生届が出されたレジオネラ症の患者が、7月6日に利用していたことが分かり、県の調査で浴場のあがり湯・あがり水から基準値の約2200倍のレジオネラ菌が検出されました。施設は、7月23日から休業しています。
この施設では、5月に最大で基準値の620倍のレジオネラ菌が検出され、利用者が発症したことを把握しながらも米子市に報告せず、2週間以上営業を続けていました。
今回菌が検出されたのは、前回とは別の配管とみられ、施設では浴場全体の点検を行ない、安全を確認した上で営業を再開するとしています。
米子市は、7月22日までに利用し、体調不良を感じた場合は、医療機関に相談するよう呼びかけています。