山陰地方は、8月1日も厳しい暑さとなっています。
予想最高気温は35℃前後で湿度も高く、両県に熱中症警戒アラートが発表されています。
また7月の平均気温は、鳥取、米子、松江で観測史上最高となり、記録的な暑さとなりました。
山陰各地の気温は午前10時の時点で、松江で31.4℃、鳥取で31.9℃、米子で31.1℃などで、湿度も高く不快な暑さとなっています。
熱中症への十分な警戒が必要です。
こうした中、7月は記録的な猛暑と少雨だったことが分かりました。
月の平均気温は、鳥取で29.6℃、米子で29.4℃、松江で29.1℃で、7月の観測史上最高を更新しました。
さらに7月の猛暑日日数は、鳥取で18日、米子と松江で16日と観測史上最も多くなり、最高気温が35℃以上の日が月の半数を超える異例の暑さでした。
また7月・1か月間の降水量は、鳥取で16ミリ、米子44.5ミリ、松江38ミリで、特に鳥取は平年と比べてわずか8%で、7月の観測史上では3番目に少なくなり、渇水被害の拡大が懸念されています。
1か月予報によりますと、8月も平年より気温が高くなる可能性があり、異例の高温と少雨に警戒が必要です。