30日朝、ロシアのカムチャツカ半島で起きた地震で、気象庁はこれまで出ていた津波警報について、午後9時前にすべての地域で津波注意報に切り替えました。
30日午前8時25分頃、ロシアのカムチャツカ半島でマグニチュード8.7を観測する地震が発生し、全国の広い範囲で津波警報や注意報が発表されました。
気象庁は、津波警報について午後6時半に茨城県から和歌山県にかけて津波注意報に切り替え、午後8時45分に北海道と東北の太平洋側も津波注意報に切り替えました。
一方で、これまでに岩手県の久慈港では午後1時52分に1m30cmの津波を観測するなど、相次いで繰り返し津波が観測されています。
気象庁は、津波注意報が出ている地域では引き続き警戒するよう呼びかけています。