和歌山県は29日午後、津波に関する2回目の災害対策本部会議を開き、県内の被害状況などを確認しました。
災害対策本部会議は和歌山県庁で行われ、宮崎知事も参加しました。
和歌山県では白浜町や御坊市で最大40センチの津波を観測するなど、沿岸の各地で津波が観測されています。
ロシアの巨大地震にともなう津波警報が発表され、沿岸の広い範囲に避難指示が出されたことを受け、知事は市町村の指示に従うよう注意を呼びかけました。
【宮崎知事】
「暗くなると周囲の状況がわからなくなる。明るくなるまでは十分に注意して、安全の確保につとめてほしい」
和歌山県では30日午後9時現在も津波注意報が発表されていて、引き続き警戒が必要です。