欧米で乱用が問題になっている合成麻薬「フェンタニル」について、財務省は2010年から2018年までの間に税関で摘発した不正輸入が4件あったと発表しました。
財務省は合成麻薬「フェンタニル」について税関での不正輸出入の摘発件数を発表し、薬の種類別の摘発実績をとりまとめ始めた1991年6月以降で4件あったことがわかりました。
2010年、2012年、2014年、2018年にそれぞれ1件ずつ摘発され、アメリカやカナダ、香港からの郵便物でした。
錠剤や粉末、パッチ状のものが入っていたということです。
2019年以降の摘発はないとしていますが、国内外の関係機関と連携して水際での取り締まりに万全を期すとしています。
(※資料映像 フェンタニル DEA)