仙台では今年8日目の猛暑日となり、年間の猛暑日日数が過去最多となりました。一方、鳴子ダムは、7月29日未明に貯水率が0%となり、通常は使わない最低水位以下の水を、農業用水として緊急放流しました。
29日も県内は、朝から強い日差しが照り付け、厳しい暑さに見舞われました。
最高気温は、大崎市古川で観測史上最高となる37.5度を記録するなど、県内10の観測地点で、35度以上の猛暑日となりました。
仙台も35.3度まで上がって、今年8日目の猛暑日となり、年間の猛暑日日数が、過去最多となりました。
水不足も深刻となっていて、東北地方整備局によりますと大崎市の鳴子ダムでは、例年、この時期には78パーセントほどある貯水率が、29日午前3時の時点で0%になったということです。
鳴子ダムの貯水率が0%となるのは、1994年以来、31年ぶりです。
これに伴い、東北地方整備局は通常は使わない最低水位以下の水を、農業用水として緊急放流しました。最低水位以下の水は2週間から3週間程度、放流することができるということです。