アメリカ・ニューヨークのビルで起きた銃乱射事件で、容疑者の男がNFL(ナショナル・フットボールリーグ)の事務局を狙っていた可能性が高いことがわかりました。

ニューヨークのアダムズ市長によりますと、28日にマンハッタン中心部のオフィスビルで銃を乱射後、自らを撃って死亡したシェーン・タムラ容疑者(27)は事件当時、動機につながる手書きのメモを持っていたと明らかにしました。

メモには、自身がCTE(慢性外傷性脳症)を患っていた旨が書かれていて、NFLにその責任があると追及する内容だったということです。

現場となったビルの5階にはNFLの事務局がありますが、タムラ容疑者は33階にある不動産会社に直行していました。

捜査当局は、タムラ容疑者が階数を間違えたとみて調べています。

またタムラ容疑者はNFLでプレーをしたことはありませんでしたが、高校時代はカリフォルニア州でアメフトの選手として活躍をしていたということです。

捜査当局はネバダ州ラスベガスの自宅を捜索し、さらに詳しい動機を調べています。

フジテレビ
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国際取材部
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