愛媛県の宇和島市と西予市の沖合の宇和海で、今年3月と6月に天然マガキから検出された貝毒が7月10日以降で規制値を下回っていることから、県は29日に終息を宣言しました。
このマヒ性の貝毒を蓄積させるのは、プランクトン「アレキサンドリウム・パシフィカム」。宇和島市三浦地区で3月、西予市三瓶地区で6月に高い危険濃度で確認され、愛媛県がこのエリアの天然マガキを検査したところ、宇和島市では「貝肉を20グラム食べると致死量」に相当する基準の約37倍、西予市では「200グラムを食べると致死量」になる基準の約3.8倍の貝毒が検出されていました。
県は貝毒の原因の「アレキサンドリウム・パシフィカム」の調査続けていたところ、6月20日以降に確認されなくなり、7月10日から24日までに天然マガキの検査で貝毒が規制値を下回ったため、終息を宣言しました。
この貝毒による被害は確認されてないとしています。
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