人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの原画やスケッチを集めた展覧会が秋田市で開かれています。開幕からわずか2週間で来場者が1万人を超える盛況ぶりです。
ヨシタケシンスケさんは、2013年にデビューした絵本作家で、日常の一コマを独自の世界観で切り取った作品の数々が幅広い世代から人気を集めています。
秋田市の県立博物館で開かれている展覧会は、ヨシタケさんの“頭のなか”をのぞくのがコンセプト。壁一面を埋め尽くすのはヨシタケさんが手がけたスケッチの複製で、絵本を描くためのアイデアの源になっています。
展覧会に合わせてヨシタケさんが秋田を訪れた際の様子を描いたスケッチも展示されています。
展覧会は開幕から2週間で来場者が1万人を超えていて、29日も午前中から多くの家族連れなどでにぎわいました。
大仙市から訪れた小学生は「体験できるものがあって楽しかった」「ヨシタケさんの頭の中のことが分かって面白かった」と話していました。
展覧会は秋田市の県立博物館で9月7日まで開かれています。