最低賃金の審議が本格化するのを前に、秋田県内の労働団体の代表者が29日、最低賃金の引き上げに向けて意見書を提出しました。
秋田県労働組合総連合など労働団体の代表者が29日、秋田労働局を訪れ、県内の最低賃金について話し合う審議会が本格化するのを前に賃金の引き上げを求める意見書を提出しました。
県内の最低賃金は、2024年10月に前年から54円引き上げられ、951円となっています。全国では最も低く、一番高い東京都の1163円と比べると212円の差があります。
意見書には、最低賃金の大幅な引き上げや、地域間格差を大幅に縮小することなどが盛り込まれています。
次回の審議会は8月6日に行われる予定で、労働団体の関係者も出席し、意見を述べるということです。