「未練があってやった」強要未遂の疑いで逮捕も

陸上自衛隊霞目駐屯地は、当時交際していた女性に対し、性的な動画をSNSに投稿すると脅して会うことを強要したとして、22歳の男性2等陸士を10日間の停職処分とした。

処分を受けたのは、霞目駐屯地所属の東北方面航空隊の2等陸士。霞目駐屯地によると、2等陸士は去年8月、交際していた山形県内在住の女性に対し、メッセージアプリ上で性的な動画をSNSに投稿するとほのめかし、会うことを強要したという。

この行為をめぐって、2等陸士は後に山形県警により強要未遂の疑いで逮捕されていた。

霞目駐屯地の調査に対し、2等陸士は「別れ話を切り出され、未練があってやった」と事実関係を認めているという。

霞目駐屯地 東北方面航空隊の松本三展1等陸佐は、「事案を重く受け止め、お詫び申し上げます」とコメントしている。

2等陸士は停職処分を受けたうえで、継続して勤務する意向を示しているという。

仙台放送
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