消防隊員の救助技術の向上につなげようと、日頃の訓練の成果を競う大会が仙台市宮城野区で開かれています。

宮城野区の県消防学校で開かれているこの大会は、消防隊員の救助技術の向上につなげようと毎年開かれているもので、今回で53回目となります。

今年は東北6県と新潟県の消防本部に所属する隊員、285人が参加しました。

大会は高さ7メートルまで要救助者を引き上げる“引揚救助”や、5つの障害物を乗り越える“障害突破”など3つの種目で行われ、スピードや動作の正確性などが審査されています。

仙台市消防局 佐藤智一消防監
「いかに安全・確実、スピードを追求しているのかを、お互いに学び合って災害対応力の強化、技術の強化に努めてもらえれば」

今回の大会で優秀な成績を収めた隊員は、8月、兵庫県で開催される全国大会に出場します。

仙台放送
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