週明け28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比64ドル36セント安の4万4837ドル56セントで取引を終えた。
アメリカと中国がスウェーデンで閣僚級の貿易協議を開き、29日まで関税の停止期限延長などを議論する見通しで、動向を見極めたいとする動きが広がった。
また今週は、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合や、マイクロソフトやアップルといった大手IT企業の決算発表を控えていて、様子見姿勢が強く、買い注文が手控えられた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日続伸し、70・26ポイント高の2万1178・58と4営業日連続で史上最高値を更新して引けた。