8月11日に東京で開幕する中学硬式野球の全国大会『ジャイアンツカップ』に、秋田県潟上市の秋田北リトルシニアが出場します。選手たちに大会への意気込みを聞きました。

潟上市で活動する中学生野球チーム「秋田北リトルシニア」は6月、宮城で行われた硬式野球の全国大会『ジャイアンツカップ』の北東北予選で優勝し、秋田県勢で初めてとなる本大会への出場を決めました。

部員は潟上市や秋田市などから集まった1~3年生までの計42人で、週に5日、練習に励んでいます。

ことしのチームの強みは“守備力の高さ”です。ノックはランナーを置いて行っていて、試合さながらの練習に取り組むことで、守りの連携の強化を図っています。

そして、チームの躍進の原動力とされているのが2人の投手です。

1人目はサウスポーの大阪陽向投手。力強いストレートとキレのある変化球が持ち味です。強気のピッチングで三振を量産します。

大阪陽向投手(3年):
「自分の強みは、真っすぐでガンガン押していくスタイルです」

2人目は野原爽真投手です。長身から繰り出される角度のあるストレートと、低めにコントロールされた変化球が特徴で、巧みな投球で打者を打ち取ります。

野原爽真投手(3年):
「自分の強みは、一球一球丁寧に投げて打者を抑えることです」

タイプが異なる2人の投手を中心に、秋田北リトルシニアはジャイアンツカップの頂点を目指します。

大阪陽向投手:
「自分はピッチャーで、テンポよく投げていってフォアボールを少なくして、チームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」

野原爽真投手:
「自分のできることをしっかりして、チームの勝利に一つでも多く勝てるように頑張りたい」

ジャイアンツカップは8月11日に開幕し、秋田北リトルシニアの初戦は12日、北海道の旭川大雪ボーイズと対戦します。

秋田テレビ
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