学歴詐称問題に揺れる伊東市の田久保眞紀 市長が7月28日、定例記者会見に臨みました。田久保市長は今回の騒動をめぐり既に辞意を表明していますが、31日に再び会見を開くことを理由に辞職の時期については明言を避けました。

伊東市の田久保眞紀 市長をめぐっては市の広報誌などに「東洋大学法学部卒業」と記す一方、実際には除籍されていたことがわかっていて、7月7日に辞意を表明し、その後、月内にも辞職する意向を明らかにしています。

こうした中、28日に辞意表明後初の定例記者会見が行われましたが、田久保市長は31日に再び会見を開くことを理由に辞職の時期について明言を避けました。

田久保市長は定例会見の中で「しっかりと事実関係を確定させることや職員との打ち合わせもある。そのようなものが確定しない中で(辞職の時期を)答えられない」と話しています。

一方で、「先延ばしではないか」という指摘には「私は先延ばしという意識はない。とにかく今やらなければならないことは最優先にやっている。あとは31日の会見で示す」と反論しました。

この問題に関連し、市内にある建設会社の社長は「報道各社に虚偽の情報を伝えて報じさせた」として田久保市長を刑事告発していて、静岡県警は28日に告発状を受理しています。

テレビ静岡
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