学歴詐称問題の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀 市長をめぐり、警察は公職選挙法違反の疑いで市内の男性が出した告発状を受理したことがわかりました。
田久保市長は2025年5月の市長選を前に報道機関から依頼された経歴調査票に「東洋大学卒業」と記入していましたが、実際には除籍だったことが明らかになっています。
これを受け、市内の建設会社の男性社長は「報道各社に虚偽の情報を伝えて報じさせた」などと田久保市長を公職選挙法違反の疑いで警察に刑事告発していました。
警察は7月28日、改めてこの男性から話を聞いた上で告発状を受理したということです。
今後、経歴調査票に「卒業」と記入した経緯や田久保市長の認識などについて調べるものとみられます。