参院選の大敗などを受け、全国で石破首相退陣の声が上がる中、自民党仙台市連などは7月28日、早期退陣を党本部に強く求めるよう、自民党県連に要望書を提出しました。

「国民の声に誠実に応え、石破総裁には早期に職を退かれることを強く求めます」

要望書を提出したのは、自民党仙台市連と自民党宮城県連青年局です。

7月20日に投開票が行われた参議院議員選挙で、与党が過半数割れとなり、石破首相の早期退陣を要求する動きは地方組織でも広がっています。

宮城選挙区では、自民党・新人の石川光次郎氏が、立憲民主党・現職の石垣のり子氏に敗れました。

仙台市連は「衆院選、参院選のどちらも“歴史的惨敗”で、党員離れが深刻化している」として退陣を求めています。

自民党仙台市連 加藤和彦会長
「敗北の責任はトップが取る。これは当たり前のことなので速やかにしてほしいという願いである。国民の信頼を得るために刷新していく。これが本来の姿だと私は思っている」

一方、自民党県連は先週、小野寺五典政調会長を通じて、早期退陣の要望を石破首相に伝えているということです。

仙台放送
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