学歴詐称問題に揺れる伊東市の田久保眞紀 市長は7月28日、7日に辞意を表明して以降初の定例記者会見に臨みました。

伊東市の田久保眞紀 市長をめぐっては市の広報誌などに「東洋大学法学部卒業」と記す一方、実際には除籍されていたことがわかっていて、市議会から辞職を勧告されているほか、百条委員会による調査が続いています。

こうした中、田久保市長は7月28日、7日に辞意を表明して以降初の定例記者会見に臨み、誤った学歴が記載された広報誌について「事務の所管は私ではなく行政で製作している。あくまでも私の権限でこの記事が作られたわけではない」と述べました。

田久保市長をめぐっては百条委員会から“卒業証書”とされる資料の提出や出頭について、いずれも拒否していますが、この点について「何を求められて百条委に出頭しなければならないのか、証書を出さなければならないのか、もう少し細かく示してほしい」と主張しています。

一方で、東洋大学から取り寄せた自身の在籍期間証明書については百条委員会からの請求がないためと提出していないとして、求めがあれば「提出できるように準備している」と話しました。

その上で、田久保市長は改めて自身の進退について表明する会見を31日に開くとして、辞職時期等に関わる質問について回答や明言を避けています。

テレビ静岡
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