宮城県女川町の「おながわみなと祭り」の会場では、東日本大震災で行方がわからなくなった人や、身元が分からないままの遺体に関する情報を集める相談所が設けられました。
祭り会場の一角に県警が設けた「震災行方不明者を捜す相談所」。
震災による行方不明者や、身元が判明していない遺体について情報を広く募ろうと、県警が訪れた人から話を聞き、情報提供を呼びかけるチラシも配りました。
県警 身元不明・行方不明者捜査班 京野祐也班長
「今後も継続して相談所の開設などで情報を集めて、最後まで身元の捜査を続けて参りたいと思います」
県警によりますと、宮城県内では今もおよそ1200人が行方不明となっていて、身元が分からない遺体も6人いるということです。