7月25日に静岡市葵区の山間部で林道の斜面が崩落したことを受け、27日も取り残された登山者が迂回ルートを使って下山しました。
静岡市葵区を走る林道東俣線では25日、斜面の土砂が崩落し、南アルプスの登山拠点として知られる椹島ロッヂには登山客や工事関係者などが多数取り残されました。
このため静岡市では26日から希望者について迂回ルートを使った下山を実施していて、27日も計90人が下山しました。
これまでに急を要する体調不良を訴えている人はいないということです。
市によりますと崩れた土砂の約4割について撤去できていますが、このまま作業が順調に進んだとしても林道の開通は早くて29日朝になる見通しです。