伊東市の田久保眞紀 市長の学歴詐称問題をめぐり、7月28日は警察にも動きがありました。
刑事告発をした山口喜廣 氏:
7月7日に出した刑事告発について、本日7月28日9時40分、伊東警察署に受理していただきました
田久保眞紀 市長は5月の市長選に向け、報道機関から依頼された経歴調査票に「東洋大学卒」と記入していましたが、実際には卒業しておらず「除籍」であったことがわかっています。
これを受け、市内の男性は「報道機関に虚偽の情報を伝え報じさせた公職選挙法違反の疑いがある」として刑事告発していました。
28日、受理した警察からは「市長が検察に上申する」と話したため調整してきたことや「慎重に捜査していきたい」と伝えられたということです。
さらに…
刑事告発をした山口喜廣 氏:
“卒業証書”は捜査の過程で必要であれば提出を求めると話していました
当の田久保市長は告発状が受理され、本格的に捜査が始まることについて…。
伊東市・田久保眞紀 市長:
すみません、私はその情報を持ち合わせていません。いま情報を知りました。そこの対応については弁護士に相談をさせていただきたい
告発した男性は捜査を警察・司法に委ねつつ、「1日も早い市政の正常化を願う」と話します。
刑事告発をした山口喜廣 氏:
本来であればここまで大きな話になる前に、やはり市長の責任として出すものは出す、謝るものは謝るというのができていないじゃないですか。それを言わず、とんちんかんな話をするものだから変な意味で有名になってしまってというのは良くない。いまの田久保市長では伊東市は良くならない。伊東市を良くしたいという思いひとつです