去年、伊豆市にできた津波避難タワーと観光施設が一体となった施設で初めてとなる訓練が行われました。

ライフセーバー「お客様にお知らせします。間もなく津波が押し寄せてまいります、津波がまいります」

「テラッセオレンジトイ」で行う訓練は初めてで、海水浴客も含めて約200人が参加しました。

南海トラフ地震が起きた時、土肥地区では最大10メートルの津波が最短6分で到達すると想定されていて、参加者は時間を確認しながら施設の3階と4階を目指しました。

参加者
「このタワーができたことを知らなかったので、こんなところにこういうちゃんと避難できるんだなと思って安心しました」

伊豆市・菊地豊市長
「今後よりリアルな状況を作った中で、いかに全員に生き残っていただくかというのをひとつひとつ積み上げですから、その第一ステップにはなったと思います」

伊豆市は、アンケートや撮影した映像をもとに避難誘導の見直しを進める方針です。

テレビ静岡
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