佐賀市の坂井市長は25日の定例会見で来週月曜日から始まる佐賀駐屯地でのオスプレイの飛行訓練について安全な飛行と住民への配慮を改めて求めました。
【佐賀市 坂井英隆市長】
「基本操縦訓練から開始するという報告を受けていますので、それに対してオスプレイの安全な運用を徹底することとともに、住民生活への影響に十分配慮することを伝えたところ。」
7月9日に開設され、順次オスプレイの移駐が進んでいる佐賀駐屯地では、「飛行の安全確保に最大限配慮しながら平日を基本として来週月曜日から基本操縦訓練を行う」としていて、8月4日からは佐賀駐屯地以外の飛行場などへの飛行を実施するとしています。
佐賀市では今年度、佐賀駐屯地の開設に伴う補助金として、戸ヶ里漁港の整備に約1400万円、清掃工場の改修工事に400万円の補助を防衛省から受けることになっています。
坂井市長は、広く補助が受けられることになる佐賀駐屯地の特定防衛施設への指定も引き続き求めています。