岩手県交通は7月24日、10月からの路線バスの運賃引き上げを、東北運輸局に申請しました。
初乗り運賃を現行より20円高い190円とする内容となっています。
岩手県交通は、不足する運転士の確保に向けた処遇の改善により、人件費が上昇していることなどを背景に、24日、路線バスの運賃の引き上げを東北運輸局に申請しました。
申請の内容は、初乗り運賃を170円から190円に、1ｋｍ当たりの上限運賃を54円90銭から64円50銭に引き上げるほか、盛岡市中心部を循環する「でんでんむし」の運賃を130円から150円にするとしています。
県交通のバス運賃の値上げは、認可されれば10月1日から実施される予定で、28年ぶりに引き上げられた2023年10月以来となります。
県交通では「地域の足を守るため、経営体質の強化が必要と判断した。ご理解いただきたい」とコメントしています。
（岩手めんこいテレビ）
