山陰地方は、7月24日も最高気温が35℃を超える猛烈な暑さになる見込みです。
JR山陰線などでは、高温によるレールの安全確認に伴って、23日からダイヤが乱れています。
山陰地方は、24日も朝から強烈な日差しが照り付け、気温が上がっています。
予想最高気温は、鳥取で37℃、松江と米子で35℃ですが、鳥取ではすでに37.7℃となっていて、この夏山陰両県で最も高い気温を記録しています。
熱中症への厳重な警戒が必要です。
こうした中、JR山陰線と木次線では、高温によるレールの安全確認のためダイヤが乱れています。
このうち23日は、松江市の東松江駅付近で特急列車の運転士が普段とは違う揺れを感じたため、列車を停止させました。
JRは、猛烈な暑さが原因でレールにゆがみなどの異常が起きた恐れもあるとして点検したため、23日は列車20本が運休、13本に最大約6時間40分の遅れが出て、乗客約1400人に影響がありました。
山陰線では、24日も東松江駅の線路の安全確認のため、特急列車が部分運休するなどの影響が続いています。
また午後もレールの温度上昇によって、山のエリアの各路線で運転を取りやめる場合があるとして注意を呼びかけています。