25日午後2時過ぎ、島根・安来市のJR山陰線の線路内に軽乗用車が進入し、米子駅と出雲市駅間で列車の運転が一時ストップしました。運転していた高齢の男性がブレーキとアクセルを踏み間違えフェンスを突き破って線路内に進入したとみられています。

JR西日本と警察によると、25日午後2時15分ごろ、安来市門生町のラーメン店の駐車場から軽乗用車がフェンスを突き破って線路に進入し、そのまま動けなくなりました。

運転していたのは市内の71歳の男性で、駐車場に車を止めようとしたところアクセルとブレーキを踏み間違えてフェンスに突っ込んだということです。男性にけがはありませんでした。

警察から連絡を受けたJRは、米子駅と出雲市駅間で列車の運転を止め、車両の撤去にあたりました。そして、進入から約2時間後の午後4時半までに車を撤去し、運転を再開しました。

この車両の進入で特急と普通列車、合わせて14本が運休したほか、最大139分の遅れが発生し、約2000人に影響が出ました。

TSKさんいん中央テレビ
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