「10年に1度」の暑さは衰えを知りません!25日の最高気温は、鳥取で38.5℃!この夏初の38℃台に。さらに7月は記録的な少雨の状態が続いていて、猛暑と渇水への警戒が続きます。

照り付ける強烈な日ざし…そして南よりの熱風。
鳥取市の最高気温は38.5℃。この夏初めて38℃台を記録しました。
これは高気圧覆われて晴れた上、中国山地を超えた熱風が吹き降りるフェーン現象が起きたためです。

このほか米子で37.6℃など山陰両県29地点のうち、この夏最多となる17地点で猛暑日を記録しました。松江市でも今シーズン最高を更新し37.0℃を記録しました。

直射日光にさらされている公園では、気象台の観測地点よりさらに気温が高く、危険な暑さとなっています。

柳瀬友美記者:
こちらの滑り台、触ってみるとやけどしそうなくらい温度が上がっています。危険です。

この公園では、熱中症の危険性を少しでも減らそうと、シャワーミストを設置。
しかし日中、その暑さを避けて公園を訪れる人はごくわずかでした。

また山陰両県では、7月20日前後からほとんど雨が降っていません。7月全体の降水量は鳥取で16ミリ、松江38ミリで、平年に比べて鳥取はわずか8%にとどまるなど、記録的な少雨となっています。
気象台は、8月にかけても気温が高くなるとしていて、猛暑と渇水に警戒が必要です。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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