愛知県教育委員会は、不登校の生徒が増えていることなどを受け、公立高校の入試で使う内申書から、欠席日数などの欄を廃止することを決めました。

 愛知県教委は、2025年度の中学2年生が受験する27年度の入試で使う内申書から、出欠の記録や、担任が生徒の生活習慣など10項目を評価する「行動の記録」を、廃止することを決めました。

 不登校の生徒が増える中、保健室や教育支援センターなど、教室以外の場所で学習する機会が広がり、出席の日数を評価の対象にすることが、時代にそぐわないと判断したということです。

 また、性の多様性を尊重するとして、性別の記入欄も廃止します。

 内申書の出欠の記録は、東海地方ではすでに岐阜県で廃止されています。

東海テレビ
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