琉球紅型と使用済みの紙のごみなどから生まれた糸。沖縄の伝統とサステナブルな素材が出会い、新たな日用品として形になりました。

那覇市首里で300年以上の歴史を誇る城間びんがた工房は、一般社団法人アップサイクルと連携し、環境負荷の少ない素材を活用した新たな紅型商品を開発しました。

生地に使われているのは紙のごみや間伐された木材を再利用した紙糸で、色彩豊かで個性溢れるハンカチや風呂敷に生まれ変わりました。

工房16代目の城間栄一代表は、「若手作家の感性も取り入れた作品で紅型に興味を持ってもらい地球環境だけでなく伝統技術も次世代に繋げていきたい」と想いを語りました。

商品は、城間びんがた工房やアップサイクルが展開するオンラインストアなどで販売されています。

沖縄テレビ
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