鹿島市の高校生が、地元で廃棄されるミカンを使ったパウンドケーキを考案しました。8月から本格的に販売が始まります。
鹿島市役所を訪れたのは鹿島高校の3年生4人で、松尾市長にパウンドケーキの完成を報告しました。ケーキは高校生と地元の企業が協力し約3カ月かけて開発したもので、鹿島市で廃棄されるミカンのジャムが練り込まれています。
すでに道の駅鹿島では購入できますが、8月からは県内の菓子店などで本格的に販売が始まります。
【鹿島市 松尾勝利市長】
「地元のミカンって特産品ですのでこれを材料にして作られたということで地元の皆さん方に食べてもらえるいいケーキができたと思います」
【鹿島高校3年 中野心優さん】
「少しでも鹿島のミカンに興味を持った方にこの商品を知ってもらっていろんな方々に興味をもってもらえる商品にしたいです」
鹿島高校の4人は去年、廃棄されるミカンを使った町おこしのイベントを提案し、県の「企画甲子園」で最優秀企画賞を受賞しています。
4人は今週末、福岡市の博多阪急でパウンドケーキの販売会も予定しています。