サッカー日本代表の久保建英選手が23日、所属クラブの選手たちと原爆資料館などを訪れ、原爆の犠牲者に祈りを捧げました。
長崎市の原爆資料館を訪れたのはスペイン1部リーグのレアル・ソシエダに所属する日本代表の久保建英選手です。
21日のV・ファーレンとの国際親善試合に合わせ、長崎を訪れているレアル・ソシエダは、被爆80年のタイミングで被爆地の歴史を学ぼうと資料館の見学を企画しました。
高校生平和大使 瀬川陽さん
「この原爆は広島に落とされた原爆よりも威力がとても強かったと言われている」
選手やスタッフ約60人は高校生平和大使から展示の説明を受け、久保選手が説明を補足する場面もありました。
資料館を1時間ほど見学したあとは平和公園に向かい、原爆の犠牲者に花を手向けました。
アリツ・エルストンド主将
「80年の節目に長崎という地に訪問できて光栄に思うし、亡くなった方の思いも感じられたし、長崎の人たちにも温かく受け入れてもらいうれしかった」
今回の来崎で被爆地長崎の惨状と復興した長崎のいまを学んだ選手たちはサッカーを通し平和な世界を実現すると誓っていました。