6月にJR西日本の社長に就任した倉坂昇治氏が23日、就任後初めての定例会見に臨み、北陸新幹線大阪延伸のルートについて「小浜・京都ルートが最適だ」との考えを示しました。
JR西日本の倉坂昇治社長は6月18日に就任しました。
今回の参議院選挙で、京都府選挙区から「米原ルートを再検討するべきだ」と主張する議員が当選したことについて倉坂社長は「小浜・京都ルートが最適」との考えを示し次のように述べました。
倉坂社長：
「今回の選挙で当選された中にもいろんな意見や考えがあると思うが、お客様の立場や利便性を考えると、京都駅の近くを通るルートが望ましいと考えている」
また2024年の衆議院選挙に続き、参議院選挙でも与党過半数割れとなったことには「少しでも安定的な政権運営を行い、北陸新幹線が現実的な着工に向けて動き出してほしい」と述べました。
